clRetainCommandQueue/1.0

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cl_int clRetainCommandQueue[1] (cl_command_queue command_queue)


command_queue参照カウントをインクリメントします。

パラメータ

command_queue
対象となるコマンドキューを指定します。

エラー

実行が成功した場合、clRetainCommandQueue は CL_SUCCESS を返します。command_queue が有効なコマンドキューでないとき、CL_INVALID_COMMAND_QUEUE を返します。

変更記録

脚注

  1. clCreateCommandQueue は暗黙的にリテインを行います。これは、アプリケーションによって渡されたコマンドキューを取得するといった典型的な振る舞いを見せるサードパーティのライブラリなどで有用です。アプリケーションは、ライブラリに知らせることなくコマンドキューを削除できます。リテイン・リリースを関数が行えるようにすることで、ライブラリが利用していたコマンドキューが途中で使えなくなるといった問題を解決できます。


―――― Version 1.0, The OpenCL Specification より翻訳