clRetainMemObject
提供: Tommy6
-1.1() : OpenCL 1.1で削除
+1.1() : OpenCL 1.1で追加
memobj の参照カウントをインクリメントします。
パラメータ
- memobj
- 対象となるメモリオブジェクトを指定します。
解説
clCreateBuffer+1.1(、clCreateSubBuffer)、clCreateImage{2D|3D} は暗黙的にリテインを行います。+1.1(clCreateSubBuffer は、サブバッファオブジェクトもしくはイメージオブジェクトを作成するのに使用したメモリオブジェクトの暗黙的なリテインも行います。)
エラー
実行が成功した場合、clRetainMemObject は CL_SUCCESS を返します。そうでない場合は以下のエラーのうちひとつを返します。
- CL_INVALID_MEM_OBJECT - memobj が有効なメモリオブジェクト(バッファオブジェクトもしくはイメージオブジェクト)でないとき。
- +1.1(CL_OUT_OF_RESOURCES - デバイス上でのリソース確保に失敗したとき。)
- +1.1(CL_OUT_OF_HOST_MEMORY - ホスト上でのリソース確保に失敗したとき。)
変更記録
脚注
―――― Version 1.1, The OpenCL Specification
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