clCreateProgramWithSource

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cl_program clCreateProgramWithSource (cl_context context, cl_uint count, const char **strings, const size_t *lengths, cl_int *errcode_ret)

-1.1() : OpenCL 1.1で削除

+1.1() : OpenCL 1.1で追加

指定したOpenCLコンテキストについてプログラムオブジェクトを作成し、strings 配列内のソースコードをそのプログラムオブジェクト内に読み込みます。context と関連付けられたデバイスがプログラムオブジェクトと関連付けられます。

パラメータ

context
有効なOpenCLコンテキストを指定します。
count
strings 配列に含まれるポインタの数を指定します。
strings
ソースコードが格納された文字列へのポインタの配列を指定します。ソースコードの文字列が NULL 終端になっているかどうかは任意です。
lengths
strings 配列内の各文字列の文字数を指定する配列です。lengths のある要素が0のとき、対応する文字列は NULL 終端になっているものとみなされます。lengths が NULL のとき、strings 引数内の全ての文字列が NULL 終端になっているものとみなされます。この配列に含まれる各値は、終端文字を除いた 0 より大きな値になります。
errcode_ret
適切なエラーコードを返します。errcode_ret が NULL のとき、エラーコードは返されません。

エラー

プログラムオブジェクトの作成が成功すると、clCreateProgramWithSource は有効な非ゼロのプログラムオブジェクトを返し errcode_ret に CL_SUCCESS を設定します。そうでない場合は NULL を返して errcode_ret に以下のエラーのうちのひとつを設定します。

  • CL_INVALID_CONTEXT - context が有効なOpenCLコンテキストでないとき。
  • CL_INVALID_VALUE - count が 0 のとき、あるいは stringsstrings 内のいずれかのエントリが NULL のとき。
  • +1.1(CL_OUT_OF_RESOURCES - デバイス上でのリソース確保に失敗したとき。)
  • CL_OUT_OF_HOST_MEMORY - ホスト上でのリソース確保に失敗したとき。

変更記録

脚注



―――― Version 1.1, The OpenCL Specification より翻訳