「fmax」の版間の差分

提供: Tommy6
移動: 案内検索
4行: 4行:
  
 
{{関数|
 
{{関数|
gentype [[fmax]] (gentype ''x'', gentype ''y'')
+
gentype [[fmax]] (gentype ''x'', gentype ''y'')<ref>[[fmin]] と [[fmax]] は C99 の定義に従ってふるまいますが、これは signaling NaNs に対する '''minNum''' と '''maxNum''' のふるまいの IEEE754-2008 での定義とは一致しないものです。特に、signaling NaNs は quiet NaNs と同じようにふるまいます。</ref>
 
gentype [[fmax]] (gentype ''x'', [[float]] ''y'')
 
gentype [[fmax]] (gentype ''x'', [[float]] ''y'')
 
}}
 
}}

2011年5月11日 (水) 18:22時点における版

型名 gentype を、組み込みデータ型 float, float2, float3(OpenCL 1.1 で追加), float4, float8, float16 を指すものとして用います。他に指定されている場合を除き、関数を使用する際の引数および戻り値の型は全て同じです。

gentype fmax (gentype x, gentype y)[1] gentype fmax (gentype x, float y)

x < y のときは y を、そうでないときは x を返します。

引数のうちのひとつが NaN のとき、fmax() は NaN でないほうの引数を返します。引数が両方とも NaN のとき、fmax() は NaN を返します。

変更記録

脚注

  1. fminfmax は C99 の定義に従ってふるまいますが、これは signaling NaNs に対する minNummaxNum のふるまいの IEEE754-2008 での定義とは一致しないものです。特に、signaling NaNs は quiet NaNs と同じようにふるまいます。


―――― Revision 33, Version 1.1, The OpenCL Specification より翻訳