ワークアイテム関数
提供: Tommy6
ワークアイテム関数は、clEnqueueNDRangeKernel に指定したグローバル・ローカルワークサイズや次元数、デバイス上でカーネルが実行されているときにそれぞれのワークアイテム内でグローバル・ローカル識別子を取得するために用います。
clEnqueueTask を用いてカーネルを実行したときの、次元数、グローバル・ローカルワークサイズは1です。
関数の一覧
1.1 : OpenCL 1.1で追加
関数 | 解説 |
---|---|
get_work_dim | clEnqueueNDRangeKernel() の work_dim 引数に指定した次元の数を返します。 |
get_global_size | clEnqueueNDRangeKernel() の global_work_size 引数に指定したグローバルワークアイテム数を返します。 |
get_global_id | グローバルワークアイテムID値を返します。 |
get_local_size | clEnqueueNDRangeKernel() の local_work_size 引数に指定したローカルワークアイテム数を返します。 |
get_local_id | 固有のローカルワークアイテムID値を返します。 |
get_num_groups | カーネルを実行するワークグループの数を返します。 |
get_group_id | ワークグループID値を返します。 |
get_global_offset | clEnqueueNDRangeKernel() の global_work_offset 引数に指定したオフセット値を返します。 |
変更記録